肌を乾燥させる意外な原因と対策
2015年11月10日 | ブログ 美肌・フェイシャル
肌の乾燥は老化に直結します。
20代だから老化なんて関係ないなんて思っていると、毛穴の開きも小じわやシミも早々とやってきます。表面に現れる状態は過去の蓄積による結果です。つまりこの先キレイでいたいと思われるなら、今現在、日々の習慣こそが大事です。
肌は層になっていて奥から老化が始まります。肌の奥を育てる為にも、内と外の乾燥には充分な注意が必要です。
秋冬の乾燥と肌ダメージ、早期老化を引き起こす、意外に気づいていない原因と対策を挙げます。参考にして頂けると幸いです。 ・紫外線A波 肌の奥に到達しコラーゲンなどを破壊し老化させる最たる要因で、肌を乾燥させ潤いを奪います。窓も通す長い波長のA波は冬でも曇りでも、日没しない限りかなりの量が到達しています。紫外線対策は1年中必須です。 ・洗顔の仕方 洗顔する時のお湯が潤いを奪わないよう、シャワーの温度のような温かいお湯は避けます。メイク落としオイルなどを流す時はぬるま湯で、 洗顔料を流す時は水に近いぬるま湯で。シャワーを顔にかけて強い水流で洗うのも負担になります。洗顔も拭き取りもやさしく。 乾燥の状態によっては洗顔料も夏と変える必要があります。 ・運動不足による血流低下 寒くなると外を歩く事などが少なくなる傾向にありますが、毛細血管が大事な水分、栄養を肌に送り届け、健康な肌細胞を作ります。 心肺機能を高め多くの酸素が入ってくるウォーキング、全身のストレッチなどが効果的。 ウォーキングの前に腹筋、スクワットなどの軽い筋トレをすると成長ホルモンが出て美肌効果も増します。 外が無理な場合は、暖か過ぎない室内での、電話帳などを使用した踏み台乗降などで。筋肉が増えると毛細血管も増えます。 ・入浴 熱めのお風呂に長く浸かっていると乾燥を引き起こすことがあります。肌の状態にもよりますが、40度以下で10から15分以内が乾燥対策には有効です。 入浴による保湿成分の流出、半身浴などの汗のかき過ぎが乾燥を引き起こすことも。前後の充分な水分補給と肌の保湿をしっかりと。 体の洗い方も優しく、あまり熱めの温度のお湯は避けましょう。 ・圧倒的に少ない水分補給 肌にはもちろん、体内にも充分な水分補給が必要な時期です。喉の乾き関係なくこまめな水分補給を。 乾燥している空気の中、汗は蒸発していて、呼吸からも水分は失われ、排泄でも大量の水分が失われています。水分不足は代謝を下げ、免疫力も下げてしまいます。 コーヒー、お茶などカフェインは利尿作用により充分な水分補給にはなりません。また、お酒の後にも充分なお水を! 肌の保湿の為には、肌質、肌状態に合わせた適切な化粧品選びが大切ですが、化粧品だけに頼るのではなく、肌が生まれる深部の状態を良好にすることがいちばん必要なことです。この秋冬、肌は老化させないで乗り切りましょう!