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夏の肌を守る③ 夏に不足する美肌ミネラル「亜鉛」の上手な摂り方

2015年8月6日 ｜  ブログ 栄養 美肌・フェイシャル

シミ、シワ、乾燥、ニキビなどの肌荒れ対策に絶対的に必要な内側からのアプローチ、それは健康な新しい肌を作る為の材料＝栄養素を摂る事です。紫外線が生み出す活性酸素による影響がいちばん肌には深刻です。紫外線を防ぐ事はもちろん必要ですが、活性酸素の害を受けない肌、新しい肌を再生する新陳代謝の良い細胞を作ることが、美肌のキーポイントになります。 その栄養素のひとつで、肌や髪の毛、爪など新陳代謝の多い部分に多く必要とされる必須微量ミネラル「亜鉛」。亜鉛が不足すると肌はダメージを受けやすくなり、肌の再生（ターンオーバー）も遅くなり肌荒れは改善しにくくなります。 ミネラルの中でも特に亜鉛は、汗を多くかく夏にはたくさん失われてしまう性質があります。いちばん必要とされる時期に不足しがちなのですから、必然的に肌荒れもしやすくなる傾向になるとも言えますね。また、簡単に食事を済ませたりダイエットの為などで栄養が不足したり、加工食品やインスタント食品を摂っていると不足してきますし、お酒の飲み過ぎでも尿でたくさん排出されてしまいます。 亜鉛を多く含む食品には、カキ 、ホタテなどの貝類、スルメ、カニ、牛肉、レバー、うなぎ、チーズ、卵黄、アーモンド、カシューナッツなどありますが、その他の多くの食品にも含まれています。 亜鉛を含む身近な食品や亜鉛の吸収率を高める食べ方を少しご提案いたします。 亜鉛は海苔やかつおぶし、ゴマにも含まれますが量は一度に摂れないので、頻度よく食べる事をお薦めします。また、クエン酸、ビタミンＣと合わせると吸収率が高まりますので、海苔と梅干し、野菜のお浸しやサラダにかつお節やゴマ、さらにレモン汁やポン酢をかけるのも良いですね。動物性タンパク質を合わせても吸収率が高まりますので、卵かけご飯と海苔、卵焼きの海苔包みも美味しくてお薦めです。納豆にも亜鉛が含まれますので卵を合わせ、納豆卵かけご飯で簡単に吸収率をアップ出来ます。亜鉛を含むチーズを海苔で巻いたり、ミートソースにチーズをかけたりもお薦めです。おやつやおつまみには、スルメ、アーモンドやカシューナッツの他、たたみいわしも亜鉛が豊富でさらにカルシウムも取れますのでとても良いですね。タラバガニは生や茹でも豊富ですが、料理に使いやすい水煮の缶詰がいちばん亜鉛の含有量が多いそうです。 このように様々な食品に含まれる亜鉛ですので、上手に工夫して取り込み、健康な美肌の再生に役立てて行きたいものですね。