ラ・マール 一生頼れる美と健康のサロン

Blogスタッフブログ

夏の肌を守る② おろそかになりがちな内側の潤い対策が美肌のカギです!  

2015年7月31日 |  ブログ 美肌・フェイシャル

実は夏の肌はとても乾燥しています。表面の湿り気にごまかされて、それに気づいていない事がとても多い危険な季節です。 多量の汗、紫外線、エアコンが肌内部の水分をどんどん奪って行きます。必要な潤い成分が少なくなってくると、肌を守るバリアが壊れてしまい、あらゆる肌トラブルの原因になります。目に見えたトラブルでなくても、そのような状態で過ごしつづけた肌は、ハリやツヤを失い老化肌へと変化していきます。シミもニキビもできやすくなり、ガサガサした状態になっていくこともあります。 美しい肌の鍵は、肌内側の潤い成分をどれだけ保持できるかです。それには、過酷な環境に対する防御が絶対必要になります。すなわち、適切な保湿です。化粧水の後は肌質に応じた美容液やクリームでのバリアを作ることが必要です。皮脂が出過ぎてしまうのも、十分なバリアがなく、肌の水分不足が原因です。適切な保湿成分が肌のバリアを作り水分を逃がさないようになり、健康な状態へと変化していきます。汗によるかゆみや赤みなどの皮膚炎も、バリアが十分でないと引き起こされやすくなります。 また、洗顔のし過ぎが大事な潤いを取り去ることもありますので、皮脂をとり過ぎるような洗顔料は避け、力や摩擦をかけ過ぎない事も大切です。ニキビが気になる方は、つい洗い過ぎてしまったりクリーム類を避ける傾向になりがちですが、それは逆効果になりますのでご注意下さい。クリームも油分のない保湿成分で作られた物もありますので、乾燥をさせずバリアを作る事で改善は早くなります。また、油取り紙を使い過ぎる事が皮膚の刺激になり、バリアを損ない敏感な状態や、皮脂を多く出してしまう事になる事がありますので、やはりご注意下さい。優しくティッシュで押さえるだけでも十分かと思います。 化粧品は肌を守り育てるものですが、肌自体の潤い成分を作るのは、もちろん食事ですので、特に野菜や、青魚、大豆製品などの良質タンパク質が不足する事なく、バランスの取れた食事を心がけて頂きたいと思います。