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炭水化物抜きで美はならず!

2014年9月8日 |  ブログ 痩身・ダイエット

「炭水化物抜きダイエット」簡単なこのフレーズだけを鵜呑みにすることはとても危険な事です。 痩せるどころか、結局太ってしまい、健康さえも損なう可能性があります。 いつの時代も、ダイエットが注目されてしまう風潮があるがゆえ、このような極端なフレーズが流行ってしまうのだと思いますが、氾濫した情報に振り回されることなく、正しく理解することが必要かと思います。偏った方法には必ず危険な落とし穴があるものです。 炭水化物抜きと言うと、主食のご飯などを抜くと言う感覚が一般的かと思いますが、決してご飯は太りやすいものではありません。 ご飯には糖質の他、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養素が豊富に含まれています。さらに玄米にすると糖質以外の栄養価は高くなります そのような栄養素は、余分な脂肪を減らすためにも、美の土台である健康の為にも必要な栄養素です。ご飯抜きでおかずだけと言う方も多いのですが、おかずに含まれる脂肪、糖質が多くカロリーが高くなり、かえって要注意な場合があります。炭水化物は糖質なので、飲料水やお菓子、果物にも多く含まれています。主食のご飯などを食べないというより、余分な糖質をとらない努力の方がはるかに健康的で効果的なはずです。また、お酒も当然ながら炭水化物(糖質)です。 痩せる必要がある時には、全体的に炭水化物(糖質)と脂質を減らすことは効果的ですが、 炭水化物(糖質)を極端に減らす事は、必要なエネルギーを大事なタンパク質で補うことになり、大事な臓器、筋肉、肌の原料となるタンパク質が少なくなる事になります筋肉が少なくなると基礎代謝が落ち、太りやすく痩せにくくなる為、痩せたい場合には本末転倒ですね。もちろん、身体の免疫力は下がり体調不良起こすリスクも高くなります。 また、脳の唯一の栄養源である炭水化物(糖質)が不足することで、脳の機能は低下し仕事などの集中力も低下します。脳機能は私たちの身体を司るホルモン分泌を支配していますので、健康はもちろん、女性の願う美しさは作られなくなってしまいます。脳が必要とする炭水化物(糖質)のエネルギー量は基礎代謝量の20%と言われていますので、相当な量です。さらに、体を動かすエネルギーとなる炭水化物。人間にとっていちばん重要な栄養素なのです。 炭水化物を抜くと、減量自体は早いのですが、決して落としたい脂肪が減っているわけではないのです。大事な組織を損なう事になりかねないのです。また、身体に無理をさせることになり、体は防衛反応で結局はリバウンドしてしまいもっと太りやすくなる現実があります。 ご飯を主とし、タンパク質やビタミン、ミネラル、繊維質の多いおかずや味噌汁といった和食が、世界的に健康食と言われているのですから、単なる流行り言葉に惑わされる事なく、正しい食生活を心がけながら、美しさを作っていくことがいちばんの近道と言えると思います。