ニキビの正しいスキンケア
2014年5月2日 | ブログ
オイリーだから、ニキビができるからと、化粧水のみでクリームを使わない方や、
1日何回もクレンジングシートなどで拭き取ったり洗顔をやり過ぎたりする方がいらっしゃぃます。
それは余計オイリーにしたり、ニキビを悪化させるようなものです。
洗顔は、回数も洗い方も過ぎてはいけません。
強くしっかりと洗いたくなる気持ちはわかりますが、それが大事なバリアを奪いニキビを治さない原因にもなります。
お化粧を落とす時も、洗顔をする時も、自分の肌に合ったクレンジング剤で優しくこすらずに洗って下さい。
アルコールが入っている化粧水や、保湿成分の少ない化粧水を頻繁に使うと、乾燥を引き起こす原因になりますので、
注意が必要です。
化粧水で肌を優しく整えた後は、クリームなどの油分で大事な水分を逃がさないようふたをします。
外から塗った適切なクリームであれば、ニキビの原因にはもちろんなりませんし毛穴をふさぐこともありません。
肌の内部に浸透して、大事な潤い成分となります。
(ただ、クリームの中には、毛穴をふさいでしまうものもあります。ノンコメドジェニックという
ニキビができにくい処方の化粧品もあります。)
ニキビは肌の免疫が落ちているバリアが低下している状態ですから、様々な刺激も受けやすくなります。
ニキビがなかなか治らないのも、同じところにすぐできてしまうのもそれが原因です。
洗ってもアクネ菌が流れるわけではありません。
また、毛穴のつまりを自分で取ろうとして刺激をし過ぎると、かえって余分な皮脂を出そうとしたり、大事なバリアを少なくしてしまいます。
大事なことは、皮膚のバリアをきちんと作ること。その為には、刺激をし過ぎずに保湿を十分することです。
これからの汗をかく季節、汗は水で落ちます。汗の塩分は皮膚を乾燥させますから、
大量にかいた時などは、汗を水で流し保湿をきちんとなさることをお勧めいたします。
また、毛穴の皮脂を詰まらせてしまう食べ物、冷めると固まる油は毛穴でも固まります。
チョコレートや油の多い物は控えめにして、良質な青魚の油で血流を促して下さい。
またとても大事な事!野菜が不足するとニキビの原因にもなります。
緑黄色野菜の、ニンジン、ピーマン、ブロッコリー、青シソ、トマトなどを積極的にとってください。
なんと言っても、きれいな肌の原料は口から入る食物なのですから!