肥満・大腸がんのリスクを高める、食物繊維不足を解消する主食の摂り方
2016年9月23日 | ブログ 栄養 美と健康
大腸がんが近年、特に女性に急増しています。便秘の方も多い現代ですが、このいちばんの原因とされているのは食生活。
ダイエットを気にした主食抜きや、欧米化した食事などで、必要な食物繊維がかなり不足しているという深刻な現実があります。
食物繊維不足のいちばんの原因は、米、麦、豆といった穀物不足です。
野菜を摂るように気を付けている人が多いにも関わらず、日本人の食物繊維不足はかなりの状態です。
お米が太るといったイメージ、炭水化物抜きダイエットなどの言葉が流行ったということも、主食抜きの間違えたヘルシー志向につながっていると感じます。
お米が直接の太る原因なのではなく、食事全体の糖質、脂質などの摂り過ぎ(カロリーバランス)が太る原因です。
日本人の体質に合った主食は、お米です。
「主食」 つまり、いちばん多く摂る必要がある食事という意味ですね。それに、たんぱく質、脂質を適量合わせます。
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な野菜、海藻は主食同様、多く摂ることが大切です。
現代の野菜類の栄養価が下がっているという事実もありますし、量もさることながら、できるだけ旬のものをとれるといいですね。
現代のお米は白米が多いので、食物繊維の他多くの栄養素が昔に比べて少なくなっています。
白米より精製していない玄米の方が6倍も食物繊維が多く含まれます。
麦はさらに玄米の約3倍もの食物繊維があります。
白米を玄米に変えたり、白米と玄米を合わせたり、また、白米に麦や雑穀を混ぜたりして摂る事をお勧めいたします。
同じカロリーですが、糖質、脂質を蓄えにくくする栄養素がたくさん含まれていますので、自然とダイエットにもなります。
パンの場合も精製していない、全粒粉やライ麦パン、胚芽パンなどが食物繊維が豊富です。
ガンを誘発する添加物や有害物質などを追い出し、余分な糖質、脂質の吸収を妨げる効果のある食物繊維は、腸内環境を整え、肥満やガン、生活習慣病予防になくてはならない栄養素です。
また、穀物の食物繊維は野菜より糖尿病の予防に効果的と言われています。
主食で効率よく食物繊維を摂り、体の中からしっかりデトックスしていきましょう!
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