顔の若さを左右する筋肉
2014年9月13日 | ブログ 美と健康 美肌・フェイシャル
体をシェイプアップするために、しなやかな血流の良い筋肉が必要で、筋肉がある体は若々しくハリもあるように、顔も同じで筋肉が引き締まっていると若く見えます。
顔が老けた印象になるのは、肌の衰えとその下の筋肉の衰えによるもので、筋肉が衰えるとその真上の脂肪と、その上の皮膚を支える力が弱くなり、皮膚が下がってタルミといった現象を引き起こします。頬の筋肉や口周りの筋肉が衰えると、ほうれい線やあごの辺りのタルミが出てきます。目の周りの筋肉が衰えるとまぶたが下がってきたり目の下のタルミにつながります。肌は積極的なお手入れや紫外線の防止などにより衰えを防ぐことができますが、筋肉に対してはそうは行きません。
お顔の筋肉トレーニングという方法もありますが、体と違い、顔の表情筋は骨に付いてなく皮膚に付いているので、あまり強く動かしたりするとかえって真皮を傷めてしまいシワやタルミを引き起こすというリスクもありますので、かなり注意が必要です。お顔のマッサージをしている方もいるかと思いますが、これも強くし過ぎたりするとシワやタルミの原因にもなります。
筋肉を衰えさせない為には、活発に動かすということ、しなやかな血流の良い状態にしておくという事、もちろん、バランスの良い栄養も必須です。日常生活の中で、人と接し会話をし色々な刺激で表情筋を使う事はいちばん効果的だと思います。その中では当然脳も刺激を受けて脳の血流が良い状態になります。
脳の血流が良くなることで、顔の表情筋を支えているインナーマッスル=深層筋、の一つ、側頭筋の働きも活発になると考えられます。側頭筋は栄養を運び老廃物を取り去る働きもありますので、若々しい皮膚の為にとても重要な役割を担う筋肉です。この側頭筋が、頬、あごの表情筋を支えているので、側頭筋が柔軟で衰えていないかどうかも大事なポイントです。
もうひとつの深層筋は、下あごを動かす、咬筋という、物を噛む時に使う筋肉の1つです。この筋肉も頬、アゴ周辺の表情筋を支える大事な筋肉です。これらの重要な役割を担う深層筋は骨に付いている筋肉なので、皮膚を強く引っ張り過ぎず凝りをほぐすのは良いと思います。
ただ、この深層筋は話をしたり、噛んだりすることで動かされ鍛えられる筋肉です。つまり、表情筋同様、日常的に積極的に動かすことがいちばん効果的と言えると思います。筋肉は温めることも有効ですから、ゆっくりお風呂に浸かったりして深部から温めるのもよいでしょう。
体同様、顔も怠けさせると衰えてしまうのが早くなります。外からのお手入れだけでなく、内側からの活性で若々しいお顔、保っていけるようしたいですね。
表情筋のエクササイズもやり過ぎないこと、日々やることが効果的です。比較的簡単にできるポイント的な物は随時お教えいたしますので、ご興味ありましたら、お声かけてくださいね。
補足ですが、ラ・マールでの、光フェイシャルは、真皮、筋肉までの活性化により深部からのアンチエイジングを可能といたしました。必ずお役に立てると確信しております。