効果的な日焼け止めの塗り方
2014年7月3日 | ブログ 美肌・フェイシャル
陽射しが強くなっていますと、日焼け止めを塗らなくてはと思いますが、陽射しがないとつい油断してしまいがちではないでしょうか。
陽射しがなくても降り注いでいる紫外線が、蓄積して肌を老化させてしまうことを忘れずに、日焼け止めを塗って防御して頂きたいと思います。
さて、日焼け止めについてですが、乳液やファンデーションに日焼け止めが入っているから、特に日焼け止めは付けていないとかお聞きする事があります。
しかし、メイクをする場合、保湿までの準備をした後で、日焼け止め目的のものを塗り、(下地)、ファンデ、お粉などと重ねた方が絶対に良いのです。
と言いますのは、鉄仮面でもかぶらない限り、紫外線を完全に遮断することは不可能です。相手は針の穴を通ってくるような光なのです。
まして、ファンデーションを紫外線をカットする目的で塗るとした場合、かなり厚く塗らないと効果は望めないと思います。
しかし、厚塗りすると崩れやすく、見た目にもキレイではありませんし、しっかり厚塗りしたつもりでも、塗り残しや塗りムラは必ずあります。
日焼け止め、下地、ファンデーションを丁寧に重ねづけすることで、それぞれの塗り残しや塗りムラをカバーし、紫外線をブロックする効果も高まります。
1つのものを厚塗りしないで適量を丁寧に塗り、少し肌になじんでから次を塗るようにすると良いと思います。
もし表面に油が多いようでしたら軽くティッシュで押さえてから次を塗ります。
下に塗ったものを取り去ってしまわないよう、力を入れたりこすらずに塗るようにします。
仕上げに使うことも多いお粉にも紫外線を散乱させる効果はあります。
丁寧な重ねづけや、下地を塗ることにより、メイクは崩れにくくなり紫外線からの防御効果も高まります。
ほほ骨や鼻骨、眉山の骨は紫外線を浴びやすいので気を付ける必要がありますが、塗り残ししやすい所は、ほほのサイド、こめかみや耳、あごにかけての部位です。
今現れなくても、5年後、10年後にシミとなって出てくることもありますので、要注意です。
お顔だけでなく、首やうなじから背中、鎖骨と、うっかりしていて黒ずんでいることもしばしばありますので気を付けて頂きたいと思います。
一度塗っても、汗や皮脂で落ちることもありますので、どうぞ気をつけて守って下さい。